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ざめつしょうこうぐん

挫滅症候群

症状と特徴

事故や災害などで四肢・体幹の筋肉が長時間強く圧迫された後、救出・圧迫解除に伴って起こる重篤な全身症候群です。圧迫部位の痛み、腫れ、しびれ、麻痺、筋力低下が現れ、尿量低下や赤褐色尿がみられることがあります。高カリウム血症による不整脈・心停止、急性腎障害、ショック、区画症候群などを起こすことがあります。

原因

圧迫された筋肉が損傷・壊死する横紋筋融解症により、カリウム、ミオグロビン、酸などが血中へ流出することで起こります。ミオグロビンは腎臓に障害を与え、高カリウム血症は致死的不整脈の原因になります。

治療

救急医療が必要です。圧迫解除の前後から、医療者が可能な限り早期に大量輸液を行い、循環を保ち腎障害を予防します。心電図、カリウム値、腎機能、尿量を厳重に監視し、高カリウム血症にはカルシウム製剤、インスリン・ブドウ糖投与などの緊急治療を行います。腎不全や難治性の高カリウム血症などでは血液透析を行います。区画症候群では筋膜切開術が必要になることがあり、組織の壊死・感染が広範囲の場合には切除または切断が検討されます。

関連する病気

この病気に関連する病気

高カリウム血症

こうカリウムけっしょう

血清カリウム値が一般に5.0mEq/Lを超える状態ですが、基準値は検査施設によって異なります。無症状のこともありますが、脱力感、手足のしびれ、筋力低下、麻痺などが起こります。高度の場合や急速に上昇した

不整脈

ふせいみゃく

心拍のリズム、速さ、または電気刺激の伝わり方に異常がある状態の総称です。動悸、脈の乱れ、脈が飛ぶ感じ、胸部不快感、息切れ、めまい、失神などが起こることがありますが、無症状の場合もあります。安静時心拍数

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腎不全

じんふぜん

腎臓は血液をろ過し、老廃物や余分な水分・電解質を尿として排出する臓器です。腎機能が著しく低下して、体内の老廃物、水分、カリウム、酸などを十分に調節できなくなった状態を腎不全といいます。急激に腎機能が低