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びーがたまんせいかんえん

B型慢性肝炎

症状と特徴

倦怠感、食欲不振、微熱、上腹部不快感、黄疸などがみられることがありますが、無症状のことが多い病気です。ウイルス増殖と肝炎が持続して線維化が進行する型と、ウイルス増殖が低く肝炎が落ち着く型があります。ただし、いったん安定していても、免疫抑制治療などを契機にB型肝炎ウイルスが再活性化し、重症肝炎を起こすことがあります。急性増悪時には黄疸や肝不全を来し、入院が必要になることがあります。

原因

B型肝炎ウイルスの持続感染が原因です。周産期・乳幼児期の感染では慢性化しやすく、成人感染でも一部は持続感染します。HBV DNA量、HBe抗原・HBe抗体、ALT、肝線維化の程度などが病状の評価に用いられます。免疫抑制薬、化学療法、抗CD20抗体などはHBV再活性化の誘因となることがあります。

治療

HBV DNA量、ALT、肝線維化、肝硬変の有無、年齢、肝細胞がんリスクを評価して治療の必要性を判断します。治療が必要な場合は、耐性が生じにくい核酸アナログ製剤であるエンテカビルまたはテノホビル製剤が標準的です。ペグインターフェロンが選択される場合もあります。肝硬変がある人や肝細胞がんのリスクが高い人では、腹部超音波検査と腫瘍マーカーなどによる定期的な監視を行います。免疫抑制治療・化学療法の前にはHBs抗原、HBs抗体、HBc抗体を確認し、再活性化リスクがある場合は予防的な核酸アナログ投与や厳密なモニタリングを行います。飲酒を避け、家族・同居者や性的パートナーにはワクチン接種を検討します。

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