びーがたまんせいかんえん
B型慢性肝炎
症状と特徴
倦怠感、食欲不振、微熱、上腹部不快感、黄疸などがみられることがありますが、無症状のことが多い病気です。ウイルス増殖と肝炎が持続して線維化が進行する型と、ウイルス増殖が低く肝炎が落ち着く型があります。ただし、いったん安定していても、免疫抑制治療などを契機にB型肝炎ウイルスが再活性化し、重症肝炎を起こすことがあります。急性増悪時には黄疸や肝不全を来し、入院が必要になることがあります。
原因
B型肝炎ウイルスの持続感染が原因です。周産期・乳幼児期の感染では慢性化しやすく、成人感染でも一部は持続感染します。HBV DNA量、HBe抗原・HBe抗体、ALT、肝線維化の程度などが病状の評価に用いられます。免疫抑制薬、化学療法、抗CD20抗体などはHBV再活性化の誘因となることがあります。
治療
関連する病気
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肝不全
かんふぜん
肝不全は、肝臓の代謝、解毒、胆汁排泄、たんぱく質合成、血液凝固因子の産生などの機能が著しく低下・破綻した状態です。黄疸、意識障害を伴う肝性脳症、腹水、むくみ、出血傾向、消化管出血、低血糖、感染症などが
肝硬変
かんこうへん
肝硬変は、慢性的な肝障害により肝臓の線維化が進み、再生結節と呼ばれる結節が形成されて、肝臓の構造と機能が変化した状態です。肝臓内の血流が悪くなり、門脈圧亢進症や肝機能低下を起こします。 代償性肝硬変
肝細胞がん
かんさいぼうがん
肝細胞がんは肝臓の肝細胞から発生するがんで、原発性肝がんの大部分を占めます。肝内に複数病変を生じたり、治療後に再発したりしやすく、肝内転移と、多中心性発がんの両方が問題となります。初期は自覚症状がない