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ちょくちょうえん

直腸炎

症状と特徴

直腸粘膜に炎症やびらん・潰瘍が起こる状態です。粘血便、血便、軟便・下痢、便意が頻繁にある、便が残る感じ、しぶり腹などがみられます。原因によっては腹痛、発熱を伴うことがあります。

原因

潰瘍性大腸炎による直腸炎が代表的です。ほかに、感染性腸炎、抗菌薬などに関連する薬剤性腸炎、骨盤内への放射線治療後に起こる放射線性直腸炎、虚血、性感染症などが原因となることがあります。

治療

原因に応じて治療します。潰瘍性大腸炎では、メサラジンの内服・坐剤・注腸製剤が基本で、活動性が高い場合には局所または全身の副腎皮質ステロイド、免疫調節薬、生物学的製剤やJAK阻害薬などを用いることがあります。薬剤性が疑われる場合は、自己判断で中止せず処方医と相談して原因薬剤の変更・中止を検討します。放射線性直腸炎では、便通調整、スクラルファート注腸などの局所治療、出血が続く場合の内視鏡的止血(アルゴンプラズマ凝固など)、高圧酸素療法などを病状に応じて検討します。

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