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ちょくちょうがん

直腸がん

症状と特徴

最も多い症状の一つは血便です。肛門に近い直腸にできるため鮮血がみられることがありますが、痔との区別は症状だけではできません。下痢、便秘、便が細くなる、残便感、排便回数の増加、腹痛、貧血などがみられることがあります。初期には無症状の場合もあります。発症は高齢になるほど増えますが、若年者にも起こり得ます。

原因

大腸がんと同様に、腺腫などのポリープから発生するものと、別の経路で発生するものがあります。加齢、生活習慣、家族歴、遺伝性疾患、炎症性腸疾患などがリスク因子です。

治療

粘膜内にとどまりリンパ節転移リスクが低い早期がんでは、内視鏡切除または経肛門的局所切除を行うことがあります。より深く浸潤したがんでは、直腸切除とリンパ節郭清を行います。肛門に近いがんでも、状況によっては肛門温存手術が可能なことがありますが、肛門括約筋を温存できない場合や安全な切除縁を確保できない場合には永久人工肛門が必要です。局所進行直腸がんでは、手術前の化学放射線療法または薬物療法を含む治療を行うことがあり、病期により術後補助化学療法も検討します。遠隔転移・再発例では全身薬物療法や転移巣への局所治療を組み合わせます。

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