ちょうけっかく
腸結核
症状と特徴
原因
結核菌(Mycobacterium tuberculosis)が小腸や大腸に感染して起こります。口から入った結核菌が腸に直接感染する原発性腸結核と、肺など他臓器の結核から血行性・リンパ行性に広がる、または喀痰を飲み込むことなどで腸に及ぶ二次性腸結核があります。現在は肺結核などに続発する例が多いとされます。
治療
抗結核薬を複数併用して治療します。薬剤感受性結核では、一般にイソニアジド、リファンピシン、ピラジナミド、エタンブトールによる初期2か月間の治療に続き、イソニアジドとリファンピシンを4か月間投与する、計6か月の標準治療が基本です。ただし、薬剤耐性、重症度、ほかの臓器病変、薬剤副作用などにより治療期間・薬剤は個別に調整されます。肝障害、視力障害、末梢神経障害、腎機能障害などの副作用を定期的に確認します。腸閉塞、穿孔、膿瘍、大量出血などでは内視鏡的処置や手術が必要となることがあります。適切な治療で治癒が期待できますが、再感染や治療不成功による再発の可能性はあります。
関連する病気
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腹部膨満感
ふくぶぼうまんかん
「おなかが張る」「おなかが重い」「ガスが多い」などと感じる状態です。腹部の見た目の膨らみを伴うことも、伴わないこともあります。げっぷ、放屁、腹痛、便秘、下痢、早期満腹感を伴う場合があります。
腹膜炎
ふくまくえん
腹膜は腹壁の内側と腹腔内臓器の表面を覆う膜で、ここに炎症が起こることを腹膜炎といいます。炎症が一部に限局するものを限局性腹膜炎、腹腔全体に広がるものを汎発性腹膜炎といいます。急性腹膜炎では、強い腹痛、
肺結核
はいけっかく
代表的な症状は、2週間以上続く咳、痰、発熱、寝汗、倦怠感、食欲低下、体重減少です。血痰や喀血がみられることもあります。症状が軽い、またはほとんどないまま、健康診断などの胸部X線検査で異常が見つかること
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末梢神経障害
まっしょうしんけいしょうがい
末梢神経障害は、脳・脊髄から先の末梢神経に障害が生じる状態です。障害される神経の種類と範囲により症状は異なります。運動神経の障害では筋力低下、筋萎縮、足が上がりにくい、しゃがんだ姿勢から立ち上がれない