ふくぶがいしょう
腹部外傷
症状と特徴
腹部外傷では、腹腔内出血、臓器損傷、消化管穿孔による腹膜炎、またはその両方が起こります。腹痛、圧痛、腹部膨満、吐き気、血尿、血便、めまい、頻脈、血圧低下などがみられます。腹腔内出血があっても外見上の傷が目立たないことがあります。腸管損傷などでは、受傷直後は症状が軽くても数時間から時間経過とともに腹膜炎が明らかになることがあり、観察が必要です。
原因
刃物などによる刺創・銃創などの鋭的外傷と、交通事故、転落、スポーツ、殴打、圧迫などによる鈍的外傷があります。肝臓、脾臓、腎臓、膵臓、腸管、膀胱、血管などが損傷することがあります。
治療
まず気道・呼吸・循環を安定させ、輸液、輸血、酸素投与、必要時の気道管理を行います。超音波検査や造影CTなどで出血・臓器損傷を評価します。血圧が安定している肝臓・脾臓・腎臓などの損傷は、集中監視下で安静・経過観察や、カテーテルによる血管塞栓術で治療できることがあります。一方、循環動態が不安定な大量出血、消化管穿孔、腹膜炎、損傷の程度によっては、緊急手術で止血、臓器修復・切除、消化管修復、腹腔内洗浄・ドレナージを行います。
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すいえん
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急性膵炎
きゅうせいすいえん
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腹壁瘢痕ヘルニア
ふくへきはんこんへるにあ
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