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はいがいけっかく

肺外結核

症状と特徴

肺以外の臓器や組織に生じる結核を肺外結核といいます。結核性胸膜炎では胸痛、息切れ、発熱など、リンパ節結核ではリンパ節の腫れ、骨・関節結核では痛みや腫れ、脊椎結核では背部痛や神経症状がみられます。結核性髄膜炎では発熱、頭痛、吐き気、意識障害などが起こり、脳内の結核腫では病変の部位に応じた神経症状やけいれんが現れることがあります。粟粒結核は結核菌が血行性に全身へ広がる重症型で、発熱、悪寒、全身倦怠感、呼吸困難などを起こし得ます。小児、高齢者、免疫不全状態の人では重症化に注意が必要です。

原因

結核菌が肺からリンパ管、血管、気管支、消化管などを介して全身に広がり、胸膜、リンパ節、骨・関節、髄膜、腸、腹膜、泌尿生殖器などに病変をつくることで起こります。免疫機能が低下している場合は発病や播種性病変のリスクが高まります。

治療

治療の基本は肺結核と同様の抗結核薬による多剤併用療法で、薬剤感受性、病変部位、重症度に応じて治療内容を決めます。多くの肺外結核は標準的な6か月治療で治療可能ですが、結核性髄膜炎、中枢神経系結核、骨・関節結核などでは、より長い治療期間が選択されることがあります。結核性髄膜炎や結核性心膜炎などでは、状況により副腎皮質ステロイドを併用します。膿の排出、脊髄・神経の圧迫解除、組織診断などのため、外科的処置が必要になる場合もあります。

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