karada.me karada.me

いりょうきかんによるきんえんちりょう きんえんがいらい

医療機関による禁煙治療―禁煙外来

症状と特徴

ニコチン依存症では、禁煙や減煙時にたばこを強く吸いたくなる、いらいらする、落ち着かない、集中しにくい、気分が落ち込む、眠りにくい、食欲が増すなどの離脱症状が現れることがあります。喫煙はCOPD、肺がんを含む多くのがん、虚血性心疾患脳卒中などのリスクを高め、受動喫煙も健康被害をもたらします。

原因

たばこ煙には多数の有害化学物質が含まれ、ニコチンには強い依存性があります。禁煙を続けにくい背景には意思の問題だけでなく、ニコチンによる身体的・心理的依存があります。

治療

禁煙外来では、禁煙開始日を決め、面接・行動支援と薬物療法を組み合わせて治療します。薬物療法には、医療機関で処方されるニコチンパッチなどのニコチン代替療法、ニコチンを含まない内服薬であるバレニクリンなどがあります。ただし、使用できる薬剤や供給状況、適応は時期・地域・個人の病状によって異なるため、医師または薬剤師に確認します。妊娠中・授乳中、重い腎機能障害、精神疾患の治療中などでは、薬剤選択に個別の判断が必要です。日本の保険診療による禁煙治療は、原則としてニコチン依存症スクリーニングテスト(TDS)でニコチン依存症と判定され、直ちに禁煙する意思があり、治療内容に文書で同意することなどが条件です。35歳以上ではブリンクマン指数200以上も原則として要件ですが、35歳未満ではこの要件は適用されません。

関連する病気