じすとにー
ジストニー
症状と特徴
持続的または反復性の筋収縮により、手足、首、体幹、顔面などがねじれたり、異常な姿勢をとったりする不随意運動です。首が傾く頸部ジストニー、まぶたが閉じる眼瞼けいれん、書字時に手が固まる書痙、楽器演奏など特定動作で起こる職業性ジストニーなどがあります。痛みを伴うことがあり、発声、書字、歩行、食事、仕事などに支障を来します。全身性ジストニーは小児期に発症することが多く、局所性ジストニーは成人期に発症することが多い傾向があります。
原因
治療
原因となる病気や薬剤がある場合は、その治療や薬剤調整を行います。局所性ジストニーでは、ボツリヌス毒素注射が有効性の高い標準的治療です。症状や病型により、抗コリン薬、バクロフェン、ベンゾジアゼピン系薬などの内服薬を用いることがあります。ドパ反応性ジストニーではレボドパが著効することがあります。薬物治療で十分な効果が得られない重症の全身性・分節性ジストニーでは、脳深部刺激療法が検討されます。理学療法・作業療法、痛みへの対処、生活・職場環境の調整も役立ちます。
関連する病気
この病気に関連する病気
脳卒中
のうそっちゅう
脳卒中は、脳の血管が詰まる脳梗塞、脳内の血管が破れる脳出血、脳動脈瘤などの破裂によるくも膜下出血を含む脳血管疾患です。顔のゆがみ、片側の手足や顔の麻痺・しびれ、言葉が出ない・ろれつが回らない、急な視野
脳炎
のうえん
脳に炎症が起こる病気で、発熱、だるさ、頭痛など、かぜに似た症状で始まることがあります。その後、高熱、頭痛、けいれん、意識障害、行動や人格の変化、麻痺などを起こすことがあります。生命にかかわったり、認知
頭部外傷
とうぶがいしょう
転落・転倒、交通事故、スポーツ中の衝突などで頭部に外力が加わり、頭皮の傷、頭蓋骨骨折、脳震盪、脳挫傷、頭蓋内出血などを起こすことがあります。意識障害、頭痛、嘔吐、けいれん、麻痺、瞳孔の左右差などは重症
脳性麻痺
のうせいまひ
胎児期から乳幼児期早期に生じた、発達途中の脳の非進行性の障害により、運動や姿勢の障害がみられます。哺乳がうまくできない、極端に反り返る、手を開きにくい、首のすわりや座位・歩行が遅い、手足の筋肉がつっぱ