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かいんとうがん

下咽頭がん

症状と特徴

下咽頭は中咽頭と食道の境界に近い、のどの下方の部位です。男性に多い傾向があります。飲み込むときの異物感、嚥下時の痛み、耳への放散痛、嗄声、血痰、飲み込みにくさ、呼吸困難、喘鳴などがみられますが、初期には症状が乏しいこともあります。頸部リンパ節転移を伴いやすく、食道・口腔・喉頭・肺などに、転移とは別に重複がんが見つかることがあります。

原因

喫煙と多量飲酒が主要なリスク因子であり、両者が重なるとリスクはさらに高まります。栄養不良や、鉄欠乏性貧血を背景とするPlummer-Vinson症候群は、特に女性の下咽頭・頸部食道がんのリスクと関連することがあります。ただし、一般的な貧血そのものが直接の原因というわけではありません。

治療

病期、腫瘍の部位、頸部リンパ節・遠隔転移の有無、発声・嚥下機能、全身状態に応じて、手術、放射線治療、化学療法を組み合わせます。早期例では内視鏡的切除、放射線治療、機能温存手術が検討されます。進行例では化学放射線療法による喉頭温存を目指すことがある一方、広範な病変では咽頭喉頭全摘術などが必要となる場合があります。再発・転移例では化学療法や免疫チェックポイント阻害薬を検討します。重複がんの検索と禁煙・節酒も重要です。

関連する病気

この病気に関連する病気

嗄声

させい

嗄声は、かれた声、ガラガラ声、かすれ声、息漏れのある声、声が出にくい状態の総称です。一時的に起こることも、慢性的に続くこともあります。声の高さや大きさが変わる、長く話すと疲れる、のどの違和感があるなど

がん

がん

がんの症状は発生部位と進行度により異なり、初期には無症状のことも少なくありません。しこり、出血、痛み、長引く咳や声のかすれ、飲み込みにくさ、便通・排尿の変化、治らない皮膚病変、原因不明の体重減少や強い

鉄欠乏性貧血

てつけつぼうせいひんけつ

鉄不足によりヘモグロビンが十分につくられなくなり、貧血を起こします。倦怠感、疲れやすさ、動悸、息切れ、立ちくらみ、頭痛、集中力低下などが、通常は徐々に現れます。爪がもろくなる、爪がスプーン状に反り返る

食道がん

しょくどうがん

提示本文には症状の記載はなく、687頁参照とされています。一般には、食物のつかえ、嚥下困難、体重減少、胸部痛、声のかすれなどがみられることがありますが、早期には症状がない場合もあります。

がん

がん

がんの症状は発生部位と進行度により異なり、初期には無症状のことも少なくありません。しこり、出血、痛み、長引く咳や声のかすれ、飲み込みにくさ、便通・排尿の変化、治らない皮膚病変、原因不明の体重減少や強い