かんせんせいいちょうえん
感染性胃腸炎
症状と特徴
ウイルス性では水様性下痢、腹痛、吐き気、嘔吐、発熱がみられます。細菌性では発熱、強い腹痛、下痢が急に起こり、粘血便・血便を伴うことがあります。原因にかかわらず、とくに乳幼児では脱水を起こしやすく、口の乾燥、涙が出ない、尿量減少、活気低下などに注意が必要です。
原因
ウイルスまたは細菌などの感染によって起こる胃腸炎の総称です。ウイルス性ではノロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルスなど、細菌性ではカンピロバクター、サルモネラ、病原性大腸菌、赤痢菌などが原因になります。汚染された食品・水、接触、飛沫や吐物・便を介した感染などで広がります。
治療
治療の基本は脱水の予防と補正です。軽症では経口補水液を少量ずつ頻回に与え、母乳は原則として継続します。食事を一律に長時間止める必要はなく、嘔吐が落ち着いたら年齢に応じた消化しやすい食事を少量から再開します。水分を全く取れない、重い脱水、意識状態の変化などがある場合は点滴や入院が必要です。抗菌薬は多くの胃腸炎には不要であり、細菌の種類、重症度、年齢、全身状態などを踏まえて医師が必要な場合に限って使用します。下痢止めは乳幼児では原則として自己判断で使用しません。手洗い、吐物・便の適切な処理、食品の十分な加熱が感染予防に重要です。
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急性下痢
きゅうせいげり
急に始まり、通常は14日未満で経過する下痢です。腹痛、吐き気・嘔吐、発熱を伴うことがあります。多くは数日以内に改善しますが、血便や強い腹痛、高熱を伴う場合は細菌性腸炎などを考えます。
過敏性腸症候群
かびんせいちょうしょうこうぐん
腹痛または腹部不快感と、下痢、便秘、あるいは両者を交互に繰り返す便通異常が続く一方、検査で潰瘍・がん・炎症などの明らかな器質的病気が認められない病気です。通勤・通学、会議、仕事中などに急な腹痛や便意が
乳糖不耐症
にゅうとうふたいしょう
乳糖を含む牛乳、乳製品、乳糖含有食品を摂取した後に、腹部膨満、腹部のゴロゴロ感、放屁、腹痛、下痢などが起こります。症状の強さは摂取した乳糖の量、食事と一緒に摂ったかどうか、個人のラクターゼ活性、腸内細