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かびんせいちょうしょうこうぐん

過敏性腸症候群

症状と特徴

腹痛または腹部不快感と、下痢、便秘、あるいは両者を交互に繰り返す便通異常が続く一方、検査で潰瘍・がん・炎症などの明らかな器質的病気が認められない病気です。通勤・通学、会議、仕事中などに急な腹痛や便意が起こることがあります。下痢型、便秘型、下痢と便秘を繰り返す混合型に分けられます。腹部膨満感、ガス、残便感を伴うこともあります。現在のローマIV基準では、腹痛が最近3か月の平均で週1日以上あり、排便に関連すること、排便頻度の変化、便形状の変化のうち2項目以上を満たし、症状の出現が6か月以上前であることが診断の目安です。

原因

単一の原因で起こる病気ではありません。ストレスや不安、腸と脳の相互作用の乱れ、腸管の知覚過敏、腸の運動異常、感染性胃腸炎後の変化、腸内細菌叢、食事、睡眠不足などが関与すると考えられています。飲酒、過食、脂肪の多い食事、刺激物、不規則な生活などが症状を誘発・悪化させることがありますが、ストレスだけが原因ではありません。

治療

症状が続く場合や生活に支障がある場合は受診し、ほかの病気を除外したうえで治療します。規則的な食事、十分な睡眠、適度な運動、ストレス対処を基本とし、症状と食事の関係を記録して個別に調整します。下痢型では脂肪の多い食事、アルコール、カフェイン、人工甘味料などが悪化要因になる人では控えます。便秘型では水分摂取、運動、食物繊維、特に水溶性食物繊維を段階的に増やすことが有用な場合がありますが、繊維で膨満感が悪化する人もいます。低FODMAP食は一時的に有効なことがありますが、自己流で長期に厳格化せず、医療者・管理栄養士の助言を受けます。薬物療法には、便性状改善薬、消化管運動・分泌を調整する薬、下痢止め、浸透圧性下剤、便秘型に対する分泌促進薬などを症状に応じて用います。腹痛や不安が強い場合には、少量の抗うつ薬、認知行動療法などの心理療法が役立つことがあります。

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機能性便秘

きのうせいべんぴ

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心身症

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