きんちょうがたずつう
緊張型頭痛
症状と特徴
首筋や肩のこりを伴い、両側のこめかみから後頭部を中心に、圧迫されるような、締め付けられるような鈍い痛みが出ます。帽子をかぶったような圧迫感(被帽感)を訴えることがあります。片頭痛と異なり、通常は歩行などの日常動作で強く悪化せず、吐き気や光・音への過敏は目立たないことが多いです。発作性の場合も慢性化する場合もあり、症状の持続期間・頻度には個人差があります。
原因
精神的ストレス、不安、睡眠不足、長時間の同じ姿勢、眼精疲労、身体活動不足などが関与します。首・肩周囲の筋肉の緊張だけでなく、痛みを感じやすくなる中枢神経系の変化も関係すると考えられています。特定の年齢層だけに限られる病気ではありません。
治療
急性期にはアセトアミノフェンやNSAIDsなどを短期間用いることがありますが、頻回使用は薬物乱用頭痛の原因となるため注意が必要です。慢性緊張型頭痛では、医師の判断でアミトリプチリンなどの予防薬を使用することがあります。ストレッチ、適度な有酸素運動、姿勢・作業環境の見直し、十分な睡眠、ストレス対策、温めることなども有用です。マッサージや理学療法が役立つ場合もあります。