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きゅうせいこうとうえん

急性喉頭炎

症状と特徴

声がれ(嗄声)、乾いた咳、のどの乾燥感や異物感がみられます。悪化すると声が出にくくなったり、出なくなったりすることがあります。発熱や頸部痛を伴う場合もあります。乳幼児では気道が狭いため、喉頭の腫れにより呼吸困難を起こすことがあり、まれに気道閉塞に至るため注意が必要です。

原因

多くは、パラインフルエンザウイルス、ライノウイルス、インフルエンザウイルス、アデノウイルス、SARS-CoV-2などを含むウイルス性上気道感染に伴って起こります。細菌感染が関与することもありますが、頻度は高くありません。感染以外では、声の酷使、喫煙・受動喫煙、刺激性ガスの吸入、アレルギー、胃食道逆流、乾燥などが誘因となります。

治療

十分な休息と水分摂取を行い、声を休ませます。ささやき声も声帯に負担となることがあるため、必要最小限の会話にします。禁煙し、受動喫煙、飲酒、刺激物を避け、室内の乾燥を防ぎます。解熱鎮痛薬や去痰薬などを症状に応じて用いることがあります。抗菌薬はウイルス性では効果がないため、細菌感染が疑われる場合や確認された場合に限って使用します。ステロイドの全身投与や吸入は、強い声の障害、気道狭窄などで医師が必要と判断した場合に用いられます。呼吸困難がある場合は気道確保を含む緊急対応が必要です。

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