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きゅうせいたんのうえん

急性胆嚢炎

症状と特徴

胆嚢に急性の炎症が起こる病気です。右上腹部またはみぞおちの持続的な痛み、圧痛、発熱、吐き気、嘔吐が主な症状です。食後に症状が誘発・増悪することはありますが、食後3~4時間に限って起こる病気ではありません。黄疸は胆管結石などを合併した場合にみられることがあります。炎症が進むと胆嚢壊死、穿孔、膿瘍、腹膜炎敗血症を起こすことがあります。

原因

約90~95%は、胆石が胆嚢管を閉塞して胆汁うっ滞を起こす結石性胆嚢炎です。胆嚢内の圧上昇、血流障害、炎症に、細菌感染が加わることがあります。胆石を伴わない無石胆嚢炎は、重症感染症、外傷、大手術後、長期絶食、人工呼吸管理中などの重症患者に起こりやすく、重症化しやすい病態です。

治療

重症度を評価し、輸液、鎮痛薬、制吐薬、必要に応じた抗菌薬を用います。手術に耐えられる患者では、早期の腹腔鏡下胆嚢摘出術が標準的治療です。全身状態が不安定、手術リスクが非常に高い、重症炎症があるなどの場合は、経皮経肝胆嚢ドレナージなどで胆嚢を減圧してから、状態に応じて手術を検討します。穿孔や腹膜炎敗血症が疑われる場合は緊急対応が必要です。

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