しんぞうしんけいしょう
心臓神経症
症状と特徴
心臓の明らかな器質的異常が確認されないにもかかわらず、胸痛、動悸、息切れ、胸部圧迫感、脈の乱れへの強い不安などを繰り返す状態を指すことがある、やや古い用語です。現在は、不安症、パニック症、身体症状症などとの関連で評価されることが多くあります。手足のしびれ、めまい、頭痛、口の周りのしびれ、息苦しさなど、過換気に伴う症状を併発することがあります。ただし、これらの症状だけで心臓病がないと判断することはできず、初発時や症状変化時には心血管疾患の評価が必要です。
原因
治療
心電図、必要に応じて心エコーやホルター心電図などで重大な心疾患を除外したうえで、症状と不安の悪循環について説明し、生活リズムの調整、睡眠の改善、カフェイン・喫煙・過量飲酒の見直し、呼吸法などを行います。認知行動療法などの心理療法が有効なことがあります。不安症、パニック症、うつ病などを合併する場合は、精神科・心療内科で選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)などの薬物療法を検討します。抗不安薬や睡眠薬は短期間・限定的に用いられることがありますが、依存、転倒、眠気などの副作用に注意が必要です。
関連する病気
この病気に関連する病気
コレラ
これら
コレラ菌による急性の腸管感染症です。日本では海外渡航後の輸入例が多く、国内発生はまれです。潜伏期間は数時間から5日程度で、典型例では米のとぎ汁様とも表現される多量の水様下痢と嘔吐が急に起こります。発熱
虚血性心疾患
きょけつせいしんしっかん
虚血性心疾患は、心筋へ血液を送る冠動脈の狭窄または閉塞により、心筋への酸素供給が不足する病気の総称です。狭心症や心筋梗塞などを含みます。胸部の圧迫感、締め付け感、痛み、息切れ、動悸、冷や汗、吐き気など
不整脈
ふせいみゃく
心拍のリズム、速さ、または電気刺激の伝わり方に異常がある状態の総称です。動悸、脈の乱れ、脈が飛ぶ感じ、胸部不快感、息切れ、めまい、失神などが起こることがありますが、無症状の場合もあります。安静時心拍数
心不全
しんふぜん
心不全は単一の病名ではなく、心臓のポンプ機能や拡張機能の異常により、全身が必要とする血液を十分に送り出せない、または心臓に血液がうっ滞する臨床症候群です。左心不全では息切れ、起坐呼吸、夜間の呼吸困難、