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てあしくちびょう

手足口病

症状と特徴

口の中、手のひら、足の裏などに小さな水疱性発疹が現れる感染症です。膝、臀部、肘、手足の甲などにも発疹が出ることがあります。口内の水疱が破れて潰瘍になると痛み、食事や水分がとりにくくなります。発熱、のどの痛み、下痢、嘔吐を伴うことがありますが、発熱がないか軽い例もあります。多くは軽快しますが、まれに髄膜炎脳炎・脳幹脳炎、心筋炎などを合併することがあります。

原因

主にエンテロウイルス属の感染によって起こります。コクサッキーウイルスA群、エンテロウイルス71型、コクサッキーウイルスA6型などが原因となります。便、唾液、鼻汁、水疱内容物などを介して感染し、特に乳幼児の集団生活で広がることがあります。

治療

多くは7〜10日程度で自然に軽快するため、治療は発熱や痛みに対する対症療法が中心です。水分補給を最優先し、冷たく刺激の少ない飲み物や、ゼリー、スープ、柔らかい食事など、口内炎があっても摂取しやすいものを選びます。痛みや発熱には年齢・体重に応じてアセトアミノフェンなどを用います。小児にアスピリンは使用しません。脱水が疑われる場合や水分摂取が困難な場合には、点滴などが必要になることがあります。手洗い、排便後のおむつ交換時の衛生、玩具やよく触れる場所の清掃を行います。症状が治った後もしばらく便中にウイルスが排出されることがあります。

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