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じせいたいじょうほうしん(みみへるぺす)

耳性帯状疱疹(耳ヘルペス)

症状と特徴

耳の周囲の違和感や鈍痛に続き、耳たぶ、耳介、外耳道などに、神経の分布に沿った赤い発疹や小さな水ぶくれが現れます。強い耳痛のほか、顔面神経麻痺難聴、耳鳴り、めまいなどを伴うことがあります。めまいは数日から数週間続くことがあります。飲み込むときの痛みが出ることもあり、発疹が消えた後も神経痛が残る場合があります。顔面神経麻痺は一時的なことが多い一方、回復後に病的共同運動(目を閉じると口元が動くなど)が残ることがあります。ラムゼイ・ハント症候群とも呼ばれます。

原因

水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)が、過去の水ぼうそうまたは水痘ワクチン後に神経節内へ潜伏し、再活性化することで起こります。加齢、免疫機能の低下、強いストレス、過労、基礎疾患や免疫抑制治療などが再活性化に関与します。

治療

できるだけ早期、特に発疹や顔面麻痺の発症から72時間以内を目安に、アシクロビル、バラシクロビル、ファムシクロビルなどの抗ウイルス薬を開始します。顔面神経麻痺がある場合には、重症度や禁忌を考慮して副腎皮質ステロイドを併用することがあります。痛みにはアセトアミノフェンやNSAIDsを用い、強い痛みや帯状疱疹後神経痛にはガバペンチン、プレガバリン、三環系抗うつ薬などの神経障害性疼痛治療を検討します。難聴・めまい・顔面麻痺については、聴力検査や顔面神経機能の評価、必要に応じたリハビリテーションを行います。予防として、帯状疱疹ワクチン(組換えワクチン)は50歳以上の成人や、免疫低下リスクのある対象者で発症・重症化予防に有用です。

関連する病気

この病気に関連する病気

耳痛

じつう

耳痛は、耳そのものの病気による痛みだけでなく、耳以外の部位からの関連痛として起こることがあります。耳に原因がある場合は、外耳炎、耳性帯状疱疹、耳垢・異物、外傷、急性中耳炎、乳様突起炎、気圧性中耳炎など

顔面神経麻痺

がんめんしんけいまひ

顔面神経の働きが弱くなると、泣いたときの口角の左右差、片側の顔の動きの乏しさ、まぶたを閉じにくい、哺乳しにくいなどがみられます。症状が片側だけか、安静時にもあるか、ほかの神経症状を伴うかを確認します。

難聴

なんちょう

難聴は純音聴力検査で評価します。聴力レベルの区分には複数の基準がありますが、成人では一般に25dB HL程度までを正常範囲とし、それを超える低下を難聴として評価します。難聴は発症時期により先天性難聴と

帯状疱疹

たいじょうほうしん

かつて体内に侵入した水痘・帯状疱疹ウイルスが再活性化して起こります。発疹に先立ち、神経痛のような痛み、ピリピリ感、かゆみなどが現れ、数日後に体の片側の神経に沿って帯状に赤い発疹や水ぶくれができます。頭

顔面神経麻痺

がんめんしんけいまひ

顔面神経の働きが弱くなると、泣いたときの口角の左右差、片側の顔の動きの乏しさ、まぶたを閉じにくい、哺乳しにくいなどがみられます。症状が片側だけか、安静時にもあるか、ほかの神経症状を伴うかを確認します。

帯状疱疹後神経痛

たいじょうほうしんごしんけいつう

帯状疱疹の皮疹が治った後も、痛みが3か月以上続く状態です。焼けるような痛み、刺すような痛み、電気が走るような痛み、衣服が触れるだけでも痛い感覚過敏などがみられます。高齢者、急性期の痛みや発疹が強かった

難聴

なんちょう

難聴は純音聴力検査で評価します。聴力レベルの区分には複数の基準がありますが、成人では一般に25dB HL程度までを正常範囲とし、それを超える低下を難聴として評価します。難聴は発症時期により先天性難聴と

帯状疱疹

たいじょうほうしん

かつて体内に侵入した水痘・帯状疱疹ウイルスが再活性化して起こります。発疹に先立ち、神経痛のような痛み、ピリピリ感、かゆみなどが現れ、数日後に体の片側の神経に沿って帯状に赤い発疹や水ぶくれができます。頭