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こうてんせいきょだいけっちょうしょう

後天性巨大結腸症

症状と特徴

巨大結腸症は大腸が異常に拡張する状態で、重い便秘、腹部膨満、腹痛、食欲低下、吐き気などを生じます。慢性的に経過する後天性巨大結腸症と、炎症性腸疾患や感染性腸炎などに伴って急速に悪化する中毒性巨大結腸症があります。中毒性巨大結腸症では発熱、頻脈、全身状態の悪化、腸管穿孔や敗血症を伴うことがあり、緊急の治療が必要です。

原因

後天性の大腸拡張は、慢性便秘、便塞栓、腸管の狭窄・閉塞、神経疾患、甲状腺機能低下症などの代謝・内分泌異常、電解質異常、抗コリン薬・オピオイド・向精神薬などの薬剤、チャガス病、特発性の腸管運動障害などに関連して起こることがあります。中毒性巨大結腸症は、潰瘍性大腸炎クローン病、Clostridioides difficile感染症などの重症大腸炎で起こります。

治療

まず腹部X線検査やCTなどで大腸の拡張、閉塞、穿孔の有無を評価し、原因を調べます。脱水・電解質異常の補正、原因薬の中止または調整、便塞栓の除去、基礎疾患の治療を行います。慢性便秘が背景にある場合は、食事・排便習慣の調整や浸透圧性下剤などを用いますが、腸閉塞が疑われる場合に安易な下剤・浣腸を行うことは危険です。急性偽性大腸閉塞(Ogilvie症候群)では、状態によりネオスチグミン投与や内視鏡的減圧を検討します。中毒性巨大結腸症、穿孔、虚血、保存的治療に反応しない例では緊急手術が必要になることがあります。

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敗血症

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こうじょうせんきのうていかしょう

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クローン病

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