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きゅうせいこうとうがいえん

急性喉頭蓋炎

症状と特徴

発熱、のどの違和感、のどの痛みなどで始まり、数時間から半日程度で強い嚥下痛、唾液を飲み込めない状態、よだれ、発声しにくさ、吸気時の喘鳴、呼吸困難へ急速に進行することがあります。重症化すると気道閉塞・窒息に至る危険があります。口の中や扁桃の見た目だけでは異常が目立たないこともあります。成人に多い傾向がありますが、小児にも起こりえます。糖尿病、免疫抑制状態などではリスクが高まることがあります。

原因

喉頭蓋および周囲組織の急性炎症・腫脹によって気道が狭くなる病気です。細菌感染が主な原因で、かつてはインフルエンザ菌b型(Hib)が代表的でした。Hibワクチンの普及後は小児例が減少しましたが、成人では連鎖球菌、ブドウ球菌などを含むさまざまな細菌が原因となりえます。ウイルス感染による咽頭炎などとの鑑別が必要です。

治療

気道の安全確保が最優先です。原則として入院し、呼吸状態を厳重に観察します。気道閉塞の危険がある場合は、経験のある医療者が気管内挿管を行い、挿管が困難な場合には外科的気道確保(輪状甲状膜切開または気管切開)が必要になることがあります。細菌感染を想定して抗菌薬を点滴投与し、ステロイドは気道浮腫の軽減を目的に併用されることがあります。

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