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にゅうとうきんきのうふぜんしょうこうぐん

乳頭筋機能不全症候群

症状と特徴

乳頭筋や腱索、左心室の機能障害によって僧帽弁が閉じにくくなり、僧帽弁逆流を起こす状態です。胸痛、胸部圧迫感、息切れなど、狭心症心筋梗塞に似た症状を伴うことがあります。急性心筋梗塞後に乳頭筋断裂を起こすと、急性の重症僧帽弁逆流、肺水腫、心原性ショックを来すことがあります。

原因

乳頭筋または乳頭筋が付着する左心室の虚血・梗塞が主な原因です。心筋梗塞の合併症として生じることがあります。現在は、乳頭筋そのものの障害だけでなく、左心室の拡大や局所壁運動異常により僧帽弁が閉じにくくなる虚血性僧帽弁逆流症として評価されることもあります。

治療

急性冠症候群が原因の場合は、緊急の冠動脈再灌流治療を含む治療を行います。急性で重症の僧帽弁逆流や乳頭筋断裂では、呼吸・循環の支持、必要に応じた補助循環を行い、緊急手術による弁形成または弁置換を検討します。慢性の虚血性僧帽弁逆流症では、冠動脈疾患と心不全に対する標準的治療を行い、逆流の重症度や症状により冠動脈バイパス術、弁手術、経皮的治療を検討します。

関連する病気

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狭心症

きょうしんしょう

胸の中央から左胸にかけての圧迫感、締め付けられる感じ、重苦しさ、痛みが典型的です。痛みは左肩・腕、首、あご、背中、みぞおちへ広がることがあります。労作性狭心症では運動、坂道・階段、寒冷、精神的緊張、食

心筋梗塞

しんきんこうそく

強い胸部圧迫感、締め付けられるような痛み、胸の重苦しさが通常20分から30分以上持続します。痛みは前胸部だけでなく、胸全体、首、あご、背中、左腕・両腕、肩、上腹部に現れることがあります。冷や汗、吐き気

急性心筋梗塞

きゅうせいしんきんこうそく

急性心筋梗塞は、心筋梗塞の発症直後から急性期の状態を指します。冠動脈の閉塞部位により障害される心筋の範囲は異なり、左前下行枝の閉塞では左心室前壁に梗塞が生じることがあります。急性期には、心室細動などの

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強い胸部圧迫感、締め付けられるような痛み、胸の重苦しさが通常20分から30分以上持続します。痛みは前胸部だけでなく、胸全体、首、あご、背中、左腕・両腕、肩、上腹部に現れることがあります。冷や汗、吐き気

急性冠症候群

きゅうせいかんしょうこうぐん

急性冠症候群(ACS)は、冠動脈の血流が急激に悪化する病態の総称で、不安定狭心症、非ST上昇型心筋梗塞(NSTEMI)、ST上昇型心筋梗塞(STEMI)などを含みます。胸部の圧迫感・締め付けられる痛み

心不全

しんふぜん

心不全は単一の病名ではなく、心臓のポンプ機能や拡張機能の異常により、全身が必要とする血液を十分に送り出せない、または心臓に血液がうっ滞する臨床症候群です。左心不全では息切れ、起坐呼吸、夜間の呼吸困難、