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舌のもつれ

症状と特徴

「舌のもつれ」は、ろれつが回らない、発音が不明瞭、言葉が出にくい、言葉を理解しにくいなどとして自覚される症状です。実際には、構音障害失語症、舌・口腔の病気、薬物やアルコールの影響など、異なる原因による症状を含みます。

原因

急性発症では脳梗塞脳出血、一過性脳虚血発作などの脳血管障害が重要です。ほかに、パーキンソン病筋萎縮性側索硬化症などの神経疾患、重症筋無力症、舌や口腔・咽頭の腫瘍、感染、外傷、薬剤やアルコールなどが原因になり得ます。

治療

治療は原因により異なります。脳卒中が疑われる場合は発症時刻を確認し、自己判断で様子を見ずに救急搬送を受けます。脳卒中では画像検査などで診断後、適応があれば血栓溶解療法や血管内治療を含む急性期治療を行います。症状が残る場合は、言語聴覚療法、リハビリテーション、原因疾患の治療を行います。

関連する病気

この病気に関連する病気

構音障害

こうおんしょうがい

構音障害とは、唇、舌、あご、軟口蓋、喉頭、呼吸筋などを動かして発音する働きが障害され、言葉が不明瞭になる状態です。話そうとする内容や言葉の理解自体は比較的保たれ、「ろれつが回らない」「声が小さい」「発

失語症

しつごしょう

失語症は、いったん身につけた「話す、聞いて理解する、読む、書く、復唱する」などの言語機能が脳の障害によって損なわれる状態です。言葉が出にくい、文法的な誤りが多い、復唱が難しい、話し方が流暢でも内容が意

脳梗塞

のうこうそく

脳梗塞は脳の血管が詰まり、脳組織への血流が途絶えて起こります。主な症状は、突然の片側の顔・手足の麻痺やしびれ、ろれつが回らない、言葉が理解できない・出ない、視野障害、ふらつき、意識障害などです。 動

脳出血

のうしゅっけつ

前触れなく、突然、手足の動きが悪くなる、片側の顔や手足が麻痺する、ろれつが回らない、口角が下がる、激しい頭痛、めまい、吐き気・嘔吐、意識障害などが起こります。重症では大きないびきのような呼吸、昏睡、呼

パーキンソン病

ぱーきんそんびょう

多くは中高年以降に発症し、ゆっくり進行します。主な運動症状は、安静時振戦(じっとしているときのふるえ)、筋固縮(筋肉のこわばり)、動作緩慢・無動、姿勢保持障害です。症状は片側から始まることが多く、歩幅

筋萎縮性側索硬化症

きんいしゅくせいそくさくこうかしょう

筋萎縮性側索硬化症(ALS)は、上位・下位運動ニューロンが障害され、手足、体幹、のど、舌、呼吸に関わる筋肉の筋力低下と筋萎縮が進行する病気です。手指が使いにくい、物を落とす、つまずく、筋肉がぴくつく、

重症筋無力症

じゅうしょうきんむりょくしょう

神経から筋肉への刺激が伝わりにくくなるため、使うほど筋力低下が目立ち、休息で一時的に改善する『易疲労性』と日内変動が特徴です。眼瞼下垂、複視から始まることが多く、夕方や疲労時に悪化しやすい傾向がありま

脳卒中

のうそっちゅう

脳卒中は、脳の血管が詰まる脳梗塞、脳内の血管が破れる脳出血、脳動脈瘤などの破裂によるくも膜下出血を含む脳血管疾患です。顔のゆがみ、片側の手足や顔の麻痺・しびれ、言葉が出ない・ろれつが回らない、急な視野