karada.me karada.me

くるびょう

くる病

症状と特徴

成長期に骨の石灰化が障害され、骨が十分に硬くならない病気です。骨端部の腫大、手首・足首の腫れ、O脚またはX脚、背骨の変形、鳩胸、低身長、歩行開始の遅れ、筋力低下、骨痛、骨折しやすさなどがみられることがあります。乳幼児では頭蓋骨が軟らかい、肋骨の変化がみられることもあります。

原因

ビタミンD不足またはビタミンDの作用障害、カルシウム不足、リン不足・リン喪失などにより起こります。日照不足、食事摂取不足、吸収不良、肝・腎疾患、薬剤、遺伝性のビタミンD代謝異常、ビタミンD受容体異常、腎尿細管障害やFGF23関連低リン血症性くる病などが原因となります。原文の「リンの不[不明]」はそのまま残します。

治療

血液検査(カルシウム、リン、ALP、PTH、25水酸化ビタミンDなど)、尿検査、骨のX線検査などで原因を調べます。栄養性ビタミンD欠乏では、医師の指示でビタミンDと十分なカルシウムを補充し、食事や安全な日光曝露を見直します。低リン血症性くる病では、病型によりリン酸製剤、活性型ビタミンD製剤、抗FGF23抗体薬(ブロスマブ)などを用います。治療中は高カルシウム血症、高カルシウム尿症、腎機能などを定期的に確認します。変形が強く残る場合には、成長後の矯正手術が検討されることがあります。

関連する病気

この病気を参照している病気

翼状片

よくじょうへん

鼻側の結膜から角膜に向かって、三角形の線維血管性組織が伸びてくる病気です。充血、異物感、乾燥感、見た目の変化を生じます。病変が角膜中央部に近づくと乱視を起こし、瞳孔領に及ぶと視力低下の原因になります。

ビタミン欠乏症

けつぼうしょう

不足するビタミンの種類によって症状が異なります。ビタミンA不足では、暗い場所で見えにくくなる夜盲、眼や皮膚・粘膜の乾燥、感染しやすさなどがみられ、乳幼児では発育に影響することがあります。ビタミンB₁不

骨軟化症

こつなんかしょう

骨のコラーゲン基質(類骨)にカルシウムやリンなどのミネラルが十分に沈着せず、骨が軟らかくなる病気です。小児ではくる病と呼ばれます。骨痛、筋力低下、歩行障害、骨折や骨変形がみられることがあります。

鳩胸

はとむね

胸の中央にある胸骨と肋軟骨が前方へ突出し、ハトの胸のように見える胸郭変形です。多くは見た目以外の症状は目立ちませんが、変形が強い場合には運動時の息切れ、胸痛、動悸を訴えることがあります。外見に対する心

O脚

おーきゃく

立ったときに両膝の間が開き、脚全体がO字形に見える状態(内反膝)です。乳幼児では生理的にみられることが多く、左右対称で痛みがなく、成長とともに改善する場合がほとんどです。著しい左右差、進行、痛み、歩行

X脚

えっくすきゃく

立ったときに両膝が接する一方、両くるぶしの間が開いてX字形に見える状態(外反膝)です。小児では生理的にみられることが多く、関節が柔らかい、膝が後方へ反りやすい、外反扁平足を伴うことがあります。転びやす