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すいみんじずいはんしょう

睡眠時随伴症

症状と特徴

睡眠中または睡眠から目覚める途中に、異常な行動、恐怖、発声、歩行、夢の再現などが起こる状態の総称です。代表的なものには、悪夢障害睡眠驚愕障害(夜驚症)、睡眠時遊行症(夢遊病)、レム睡眠行動障害があります。睡眠はノンレム睡眠とレム睡眠を周期的に繰り返し、成人では1周期はおよそ90分前後ですが、周期の長さには個人差や夜間での変動があります。

原因

睡眠時随伴症の種類により、起こりやすい睡眠段階や原因は異なります。睡眠不足、不規則な睡眠、発熱、ストレス、不安、飲酒、薬剤、睡眠時無呼吸症候群などが誘因となることがあります。小児にみられるノンレム睡眠関連の睡眠時随伴症は、発達に伴って軽快することが多い一方、成人発症や頻回の症状では、ほかの睡眠障害・神経疾患・精神疾患などを確認します。

治療

症状の種類と重症度に応じて対応します。まず睡眠時間を確保し、規則的な睡眠習慣、飲酒の回避、誘因となる薬剤や睡眠障害の確認を行います。歩行や暴れる行動がある場合は、窓・玄関の施錠、寝室内の危険物の除去、ベッド周囲への緩衝材の設置など、けがを防ぐ環境調整が重要です。薬物療法は一律には行わず、頻回で危険性が高い場合などに睡眠専門医が検討します。

関連する病気

この病気に関連する病気

悪夢障害

あくむしょうがい

恐ろしい内容の夢によって目覚め、夢の内容を比較的はっきり覚えている状態です。多くはレム睡眠中に起こり、覚醒後も恐怖、不安、寝つきにくさが残ることがあります。小児に多くみられますが、成人にも起こります。

睡眠驚愕障害

すいみんきょうがくしょうがい

睡眠中、とくに入眠後前半の深いノンレム睡眠から、突然叫ぶ、泣く、強い恐怖を示す、起き上がる、動悸や発汗がみられるなどの状態です。本人は完全には目覚めておらず、話しかけても反応が乏しいことがあり、翌朝に

睡眠時遊行症

すいみんじゆうこうしょう

睡眠中に起き上がって歩き回る、目的のあるように見える行動をする、話しかけても反応が乏しいなどの状態です。主に睡眠前半の深いノンレム睡眠中に起こり、翌朝には通常その間の記憶がありません。一般に夢遊病とも

レム睡眠行動障害

レムすいみんこうどうしょうがい

レム睡眠中に、本来みられるはずの筋肉の力が抜けた状態(筋緊張低下)が失われ、夢の内容に沿って叫ぶ、話す、手足を振る、殴る、蹴る、起き上がるなどの行動をする病気です。本人は鮮明な夢を覚えていることがあり

睡眠時無呼吸症候群

すいみんじむこきゅうしょうこうぐん

睡眠中に呼吸が止まる、または浅くなることで、睡眠が分断され、日中の強い眠気、熟睡感の欠如、疲れやすさ、集中力・記憶力の低下、起床時の頭痛などが起こります。大きないびき、いびきが途中で止まり、あえぐよう

睡眠障害

すいみんしょうがい

睡眠の量、質、タイミング、睡眠中の呼吸や行動の異常により、日中の眠気、疲労、集中力低下、気分の不調、生活上の支障が起こる状態です。不眠症、過眠症、ナルコレプシー、概日リズム睡眠・覚醒障害、周期性四肢運

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