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すいみんじむこきゅうしょうこうぐん

睡眠時無呼吸症候群

症状と特徴

睡眠中に呼吸が止まる、または浅くなることで、睡眠が分断され、日中の強い眠気、熟睡感の欠如、疲れやすさ、集中力・記憶力の低下、起床時の頭痛などが起こります。大きないびき、いびきが途中で止まり、あえぐように呼吸が再開することを家族に指摘される場合があります。放置すると、高血圧、心房細動などの不整脈心不全脳卒中糖尿病などの発症・悪化と関連し、居眠り運転や労働災害の危険も高まります。診断では睡眠検査により無呼吸・低呼吸指数(AHI)を評価し、一般にAHIが1時間当たり5回以上で症状または関連疾患がある場合、または15回以上の場合に睡眠時無呼吸症候群が考えられます。

原因

睡眠中に上気道が狭くなる、または閉塞する閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)が大半を占めます。肥満により首や咽頭周囲に脂肪が蓄積すること、扁桃肥大、鼻づまり、下顎が小さいこと、舌や舌根が大きいことなどが関係します。飲酒、睡眠薬・鎮静薬などにより咽頭の筋緊張が低下すると悪化することがあります。脳から呼吸を促す指令が一時的に低下する中枢性睡眠時無呼吸もあり、心不全、脳血管障害、オピオイド使用などに関連することがあります。

治療

肥満がある場合は、無理のない減量が重要です。飲酒は就寝前に避け、自己判断で睡眠薬・鎮静薬を使用しないようにします。仰向けで悪化する人には横向き寝などの体位療法が役立つことがあります。鼻炎、副鼻腔炎、扁桃肥大などがあれば治療します。軽症から中等症の閉塞性睡眠時無呼吸では、歯科で作製する下顎を前方に出す口腔内装置が選択されることがあります。中等症以上、または症状・合併症がある閉塞性睡眠時無呼吸では、持続陽圧呼吸療法(CPAP)が標準的治療です。解剖学的な狭窄が明らかな場合には、耳鼻咽喉科で手術を検討することがあります。いびきだけでも、呼吸停止、日中の眠気、起床時頭痛、高血圧などを伴う場合は検査を受けます。

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