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ぎらん・ばれーしょうこうぐん

ギラン・バレー症候群

症状と特徴

感染症、とくに下痢やかぜ様症状の後、通常は数日から4週間以内に、足のしびれ、痛み、脱力から始まり、左右対称性に筋力低下が上行することがあります。腱反射が低下または消失し、歩行困難、顔面神経麻痺、飲み込みにくさ、ろれつが回りにくい症状、呼吸筋の麻痺が起こることがあります。自律神経障害により、不整脈、血圧変動、発汗異常、排尿障害などを伴うこともあります。症状は通常4週間以内に最も強くなり、その後は回復へ向かうことが多い一方、回復には数か月から年単位を要する場合があり、筋力低下、しびれ、疲労などが残ることがあります。

原因

感染後に起こる自己免疫性の末梢神経障害です。カンピロバクター、サイトメガロウイルス、EBウイルス、マイコプラズマ、インフルエンザSARS-CoV-2などの感染を契機に発症することがあります。感染に対する免疫反応が、末梢神経や神経根の成分と交差反応して神経を障害すると考えられています。

治療

入院のうえ、呼吸状態、嚥下機能、心電図、血圧、自律神経症状を注意深く観察します。歩行不能または急速に進行する例などでは、免疫グロブリン静注療法(IVIG)または血漿交換を早期に行います。両治療を通常連続して併用しても追加利益は明確ではありません。呼吸不全では人工呼吸管理を行い、誤嚥、肺炎、深部静脈血栓症、褥瘡などを予防します。回復期には、過度の負荷を避けながらリハビリテーションを行い、関節拘縮、筋力低下、日常生活動作の障害への対応を進めます。副腎皮質ステロイド単独療法は、一般に有効性が示されていません。

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顔面神経麻痺

がんめんしんけいまひ

顔面神経の働きが弱くなると、泣いたときの口角の左右差、片側の顔の動きの乏しさ、まぶたを閉じにくい、哺乳しにくいなどがみられます。症状が片側だけか、安静時にもあるか、ほかの神経症状を伴うかを確認します。

不整脈

ふせいみゃく

心拍のリズム、速さ、または電気刺激の伝わり方に異常がある状態の総称です。動悸、脈の乱れ、脈が飛ぶ感じ、胸部不快感、息切れ、めまい、失神などが起こることがありますが、無症状の場合もあります。安静時心拍数

末梢神経障害

まっしょうしんけいしょうがい

末梢神経障害は、脳・脊髄から先の末梢神経に障害が生じる状態です。障害される神経の種類と範囲により症状は異なります。運動神経の障害では筋力低下、筋萎縮、足が上がりにくい、しゃがんだ姿勢から立ち上がれない

インフルエンザ

いんふるえんざ

インフルエンザは、発熱、悪寒、強い倦怠感、頭痛、筋肉痛、関節痛などの全身症状が比較的急に現れ、その後に咳、のどの痛み、鼻水・鼻詰まりなどの呼吸器症状がみられる急性呼吸器感染症です。吐き気、嘔吐、下痢な

SARS

サーズ/じゅうしょうきゅうせいこきゅうきしょうこうぐん

38℃以上の急な発熱、痰を伴わない咳、息切れ・呼吸困難などがみられます。頭痛、筋肉痛、食欲低下、強い倦怠感、下痢などを伴うことがあります。重症化すると肺炎、低酸素血症、急性呼吸不全を起こすことがありま

呼吸不全

こきゅうふぜん

肺でのガス交換が障害され、血液中の酸素が低下する低酸素血症、二酸化炭素が増加する高二酸化炭素血症、または両方が生じた状態です。息切れ、呼吸困難、頻呼吸、疲労感、頭痛、眠気、不眠、食欲低下、不安、チアノ

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