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じんせいもうまくしょう

腎性網膜症

症状と特徴

腎疾患に関連して網膜に血管障害が生じる状態です。腎機能低下に伴う高血圧や体液異常を背景として、網膜動脈の狭細化、網膜出血、綿花様白斑、硬性白斑、網膜浮腫などがみられることがあります。重症例では視力低下や、まれに滲出性網膜剥離を伴うことがあります。多くの所見は腎疾患そのものだけでなく、併存する高血圧、糖尿病、動脈硬化の影響を受けます。

原因

急性・慢性腎疾患に伴う高血圧、血管内皮障害、体液貯留、貧血などが網膜循環に影響して起こります。糖尿病性腎症では、糖尿病網膜症を合併することも多くあります。ネフローゼ症候群の治療で用いるステロイドの長期使用は、白内障や眼圧上昇・緑内障のリスクを高めることがありますが、腎性網膜症そのものの直接原因ではありません。

治療

腎疾患と高血圧の適切な治療・管理が基本です。血圧、体液量、腎機能、貧血、糖尿病脂質異常症などを総合的に管理し、眼科で眼底所見と視機能を定期的に確認します。網膜浮腫、血管閉塞、糖尿病網膜症など、合併する眼疾患がある場合は病態に応じて抗VEGF治療、レーザー治療、手術などを行うことがあります。

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脂質異常症

ししついじょうしょう

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糖尿病腎症、糖尿病神経障害とともに代表的な糖尿病の細小血管合併症です。初期から中等度の非増殖糖尿病網膜症では自覚症状がないことが多く、毛細血管瘤、点状・斑状出血、網膜浮腫、白斑などがみられます。進行し