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しょうにがん

小児がん

症状と特徴

小児がんは小児期に発生する悪性腫瘍の総称であり、発生部位や進行度により症状は異なります。原因不明の発熱が続く、顔色不良、強い疲れやすさ、頭痛や嘔吐を繰り返す、腹部のしこり、あざや点状出血が増える、出血しやすい、骨・関節の痛み、歩き方の変化、リンパ節の腫れ、瞳が白色または黄色く光って見える(白色瞳孔)などが受診の目安になります。小児がんには急速に進行するものもあるため、症状が持続・悪化する場合は早めの評価が重要です。代表的なものには白血病脳腫瘍悪性リンパ腫、神経芽腫、腎芽腫(ウィルムス腫瘍)、網膜芽細胞腫骨肉腫などがあります。

原因

多くの小児がんでは、はっきりした原因は特定できません。胎児期・小児期の発達過程にある細胞の遺伝子変化が関与すると考えられています。一部では、遺伝性のがん素因症候群、特定の遺伝子異常、放射線・化学療法歴などがリスクに関係しますが、生活習慣や保護者の行動が原因となることは通常ありません。

治療

がんの種類、広がり、遺伝子・分子学的特徴、年齢などに応じて、手術、化学療法、放射線治療、造血幹細胞移植、分子標的薬、免疫療法などを組み合わせます。治療中・治療後には、感染症、栄養、発達、学習、心のケア、不妊や心機能などの晩期合併症にも配慮した長期フォローアップを行います。

関連する病気

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腹部のしこり

ふくぶのしこり

腹部のしこりは病名ではなく、腹部臓器、腸管、血管、腹壁などに由来する所見です。腹部大動脈瘤、肝臓・腎臓・卵巣などの腫瘍や嚢胞、消化管腫瘍、便やガスの貯留、炎症性腫瘤などで触れることがあります。小児では

白血病

はっけつびょう

血液をつくる骨髄で、造血幹細胞またはその分化途中の細胞に異常が生じ、白血病細胞が増殖する血液のがんです。白血病細胞が増えると正常な赤血球、白血球、血小板が減少し、貧血、感染症、出血などを起こします。大

脳腫瘍

のうしゅよう

頭蓋内に発生する腫瘍を広く頭蓋内腫瘍といい、脳実質以外に髄膜、下垂体、脳神経などから生じる腫瘍も含まれます。腫瘍の部位と大きさにより、頭痛、吐き気・嘔吐、けいれん発作、手足の麻痺やしびれ、視野・視力障

悪性リンパ腫

あくせいりんぱしゅ

リンパ球ががん化して、リンパ節やリンパ節以外の臓器に腫瘍をつくる血液のがんです。首、わきの下、足の付け根などに、通常は痛みを伴わないリンパ節の腫れがみられます。進行すると、発熱、原因不明の体重減少、寝

網膜芽細胞腫

もうまくがさいぼうしゅ

瞳が猫の目のように白く光って見える白色瞳孔(白色瞳孔反射、leukocoria)が代表的な症状です。乳幼児に多く、両眼性は1歳未満、片眼性は2歳ごろまでに見つかることが多いとされます。家族が写真撮影時

骨肉腫

こつにくしゅ

本書では「701頁(がん)」への参照のみです。骨肉腫は主に小児・若年者の長管骨に生じる悪性骨腫瘍で、持続する骨の痛み、腫れ、運動時痛などで気づかれることがあります。

がん

がん

がんの症状は発生部位と進行度により異なり、初期には無症状のことも少なくありません。しこり、出血、痛み、長引く咳や声のかすれ、飲み込みにくさ、便通・排尿の変化、治らない皮膚病変、原因不明の体重減少や強い

がん

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