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こうじょうせんしゅ

甲状腺腫

症状と特徴

甲状腺腫は、甲状腺全体が大きくなるびまん性腫大と、一部にしこりができる結節性腫大に分かれます。びまん性腫大は橋本病やバセドウ病などでみられます。結節性腫大では、複数のしこりにより甲状腺全体が腫れて見えることがあります。多くは無症状ですが、大きい場合は首の圧迫感、嚥下困難、息苦しさ、声のかすれなどが生じることがあります。

原因

びまん性腫大の主な原因には、慢性甲状腺炎(橋本病)バセドウ病、ヨード摂取の過不足、薬剤などがあります。結節性腫大は良性結節、嚢胞、腺腫様甲状腺腫、甲状腺がんなどで起こります。ヨード不足は結節性甲状腺腫のリスク因子の一つですが、日本では原因が特定できない例も少なくありません。

治療

原因に応じて治療します。バセドウ病によるびまん性腫大では抗甲状腺薬、放射性ヨウ素治療または手術が検討され、橋本病では甲状腺機能低下症がある場合に甲状腺ホルモン薬を用います。結節性腫大は超音波検査と必要に応じた穿刺吸引細胞診で評価し、良性で無症状なら経過観察が基本です。悪性または悪性が疑われる場合、圧迫症状がある場合、著しく大きくなる場合などには手術を検討します。甲状腺ホルモン薬による良性結節の縮小目的の治療は、効果が限定的で不整脈や骨量減少などのリスクもあるため、現在は一般的には推奨されません。

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バセドウ病

ばせどうびょう

甲状腺腫、動悸、頻脈、手指の震え、発汗増加、暑がり、体重減少、下痢、倦怠感、筋力低下、不眠、集中力低下などが起こります。甲状腺ホルモンの増加により代謝が過剰に高まるため、安静時でも動悸があり、軽い運動

慢性甲状腺炎(橋本病)

まんせいこうじょうせんえん(はしもとびょう)

甲状腺に慢性的な自己免疫性炎症が起こる病気です。甲状腺が腫れ、触れると硬さやごつごつした感じがみられることがあります。甲状腺機能が正常のまま経過する人も多く、症状がないこともあります。甲状腺機能低下症

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甲状腺腫、動悸、頻脈、手指の震え、発汗増加、暑がり、体重減少、下痢、倦怠感、筋力低下、不眠、集中力低下などが起こります。甲状腺ホルモンの増加により代謝が過剰に高まるため、安静時でも動悸があり、軽い運動

がん

がん

がんの症状は発生部位と進行度により異なり、初期には無症状のことも少なくありません。しこり、出血、痛み、長引く咳や声のかすれ、飲み込みにくさ、便通・排尿の変化、治らない皮膚病変、原因不明の体重減少や強い

バセドウ病

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甲状腺腫、動悸、頻脈、手指の震え、発汗増加、暑がり、体重減少、下痢、倦怠感、筋力低下、不眠、集中力低下などが起こります。甲状腺ホルモンの増加により代謝が過剰に高まるため、安静時でも動悸があり、軽い運動

甲状腺機能低下症

こうじょうせんきのうていかしょう

甲状腺ホルモンが不足して全身の働きが低下する状態です。だるさ、気力低下、眠気、動作や思考の鈍さ、寒がり、便秘、皮膚の乾燥、むくみ、体重増加、脱毛、声のかすれ、脈が遅い、筋肉痛、抑うつ症状、月経過多・月

不整脈

ふせいみゃく

心拍のリズム、速さ、または電気刺激の伝わり方に異常がある状態の総称です。動悸、脈の乱れ、脈が飛ぶ感じ、胸部不快感、息切れ、めまい、失神などが起こることがありますが、無症状の場合もあります。安静時心拍数

この病気を参照している病気

反回神経麻痺

はんかいしんけいまひ

反回神経麻痺では声帯の動きが障害されます。片側麻痺では、息が漏れるような嗄声、小さい声、声が続かない、発声時の疲れ、咳が弱い、飲水時のむせや誤嚥がみられます。誤嚥が続くと誤嚥性肺炎の原因になることがあ

甲状腺機能亢進症

こうじょうせんきのうこうしんしょう

甲状腺ホルモンが過剰となり、全身の代謝や臓器の働きが過度に高まった状態です。動悸、脈が速い、手の震え、発汗増加、暑がり、体重減少、食欲増加、疲れやすさ、筋力低下、下痢、不眠、いらいら感、月経異常などが

バセドウ病

ばせどうびょう

甲状腺腫、動悸、頻脈、手指の震え、発汗増加、暑がり、体重減少、下痢、倦怠感、筋力低下、不眠、集中力低下などが起こります。甲状腺ホルモンの増加により代謝が過剰に高まるため、安静時でも動悸があり、軽い運動

甲状腺良性腫瘍

こうじょうせんりょうせいしゅよう

甲状腺の良性結節には、濾胞腺腫、腺腫様結節・腺腫様甲状腺腫、嚢胞性結節などがあります。女性に多い傾向があります。多くは無症状ですが、首のしこりや甲状腺の腫れとして気づかれます。大きくなると、圧迫感、飲

家族性ポリポーシス

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家族性大腸腺腫症(FAP)は、主に大腸に多数の腺腫性ポリープが生じる遺伝性疾患です。数十個から数百個、時に数千個のポリープがみられます。初期は無症状のことが多いですが、血便、貧血、腹痛、下痢などが起こ

微量金属欠乏症

びりょうきんぞくけつぼうしょう

不足する微量元素によって症状は異なります。鉄不足では鉄欠乏性貧血により、疲労、息切れ、動悸、集中力低下、食欲低下などがみられます。銅不足では貧血、白血球減少、脊髄・末梢神経障害、歩行障害、毛髪・皮膚の