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のうあくせいしゅよう

脳悪性腫瘍

症状と特徴

症状は腫瘍の種類、発生部位、増大速度、頭蓋内圧の上昇の程度により異なります。頭痛、吐き気・嘔吐、視力低下や複視、けいれん、手足の脱力やしびれ、言葉が出にくい、性格・認知機能の変化、ふらつきなどがみられます。頭蓋内圧亢進によって、特に早朝の頭痛や嘔吐がみられることはありますが、これらは脳腫瘍に特有の症状ではありません。原発性脳腫瘍のほか、肺がん乳がん大腸がん、悪性黒色腫などからの脳転移があります。

原因

多くの原発性脳悪性腫瘍では明確な原因は不明です。腫瘍細胞の遺伝子異常が関与し、一部では遺伝性腫瘍症候群、過去の頭部放射線治療などがリスクとなります。転移性脳腫瘍は、他臓器のがんが血流などを介して脳へ転移して生じます。

治療

MRI、病理検査、必要に応じた遺伝子・分子検査に基づいて治療方針を決めます。可能な範囲で安全に腫瘍を切除する手術、放射線療法、薬物療法を組み合わせます。悪性神経膠腫では、手術後に放射線療法とテモゾロミドなどの薬物療法を行うことが標準的な場合があります。腫瘍の種類や遺伝子異常に応じて分子標的薬などを用いることもあります。けいれん、脳浮腫、頭蓋内圧亢進には抗けいれん薬や副腎皮質ステロイドなどによる対症治療を行います。

関連する病気

この病気に関連する病気

頭蓋内圧亢進

ずがいないあつこうしん

頭蓋骨の内部では脳、血液、脳脊髄液の容積がほぼ一定に保たれています。このため、脳の腫れ、出血、腫瘍、脳脊髄液の増加などによって頭蓋内圧が上がると脳が圧迫されます。 急性の場合には、頭痛、嘔吐、意識障害

コレラ

これら

コレラ菌による急性の腸管感染症です。日本では海外渡航後の輸入例が多く、国内発生はまれです。潜伏期間は数時間から5日程度で、典型例では米のとぎ汁様とも表現される多量の水様下痢と嘔吐が急に起こります。発熱

脳腫瘍

のうしゅよう

頭蓋内に発生する腫瘍を広く頭蓋内腫瘍といい、脳実質以外に髄膜、下垂体、脳神経などから生じる腫瘍も含まれます。腫瘍の部位と大きさにより、頭痛、吐き気・嘔吐、けいれん発作、手足の麻痺やしびれ、視野・視力障

肺がん

はいがん

主な症状は、長引く咳、痰、血痰、息切れ、胸痛・背部痛、声のかすれ、発熱、体重減少などです。ただし、早期には無症状で、検診や他疾患の画像検査で偶然発見されることもあります。肺門部に近い中枢型のがんでは咳

乳がん

にゅうがん

乳がんは乳房にできる悪性腫瘍で、多くは乳管から発生する浸潤性乳管がんや非浸潤性乳管がんです。小葉から発生する小葉がんや、乳頭・乳輪部に湿疹様の変化を生じるパジェット病などもあります。乳房のしこりで気づ

大腸がん

だいちょうがん

結腸と直腸にできるがんの総称です。肛門がんは解剖学的・治療学的に大腸がんとは区別して扱われることが多いものの、広義に含めて説明されることがあります。血便、便に血が混じる、腹痛、便秘、下痢、便が細くなる

脳腫瘍

のうしゅよう

頭蓋内に発生する腫瘍を広く頭蓋内腫瘍といい、脳実質以外に髄膜、下垂体、脳神経などから生じる腫瘍も含まれます。腫瘍の部位と大きさにより、頭痛、吐き気・嘔吐、けいれん発作、手足の麻痺やしびれ、視野・視力障

がん

がん

がんの症状は発生部位と進行度により異なり、初期には無症状のことも少なくありません。しこり、出血、痛み、長引く咳や声のかすれ、飲み込みにくさ、便通・排尿の変化、治らない皮膚病変、原因不明の体重減少や強い

神経膠腫

しんけいこうしゅ

神経膠細胞またはその前駆細胞に由来する腫瘍群です。症状は発生部位により異なり、けいれん、頭痛、吐き気、麻痺、感覚障害、言語障害、視覚障害、認知・性格変化などが起こります。小児にも発生しますが、年齢層に

頭蓋内圧亢進

ずがいないあつこうしん

頭蓋骨の内部では脳、血液、脳脊髄液の容積がほぼ一定に保たれています。このため、脳の腫れ、出血、腫瘍、脳脊髄液の増加などによって頭蓋内圧が上がると脳が圧迫されます。 急性の場合には、頭痛、嘔吐、意識障害