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ていカルシウムけっしょう

低カルシウム血症

症状と特徴

血中カルシウム、特にイオン化カルシウムが低下すると、口の周囲や手足のしびれ、筋肉のこわばり、テタニー(筋けいれん)、筋力低下などが起こります。重症では全身けいれん、喉頭けいれんによる呼吸障害、不整脈心不全などを来し、命に関わることがあります。総カルシウム値はアルブミン値の影響を受けるため、低アルブミン血症では総カルシウムが低くてもイオン化カルシウムが正常で症状がないことがあります。診断では補正カルシウムまたはイオン化カルシウムを用いて判断します。

原因

副甲状腺機能低下症、ビタミンD欠乏、慢性腎臓病、急性膵炎、低マグネシウム血症、重症感染症などが原因になります。甲状腺・副甲状腺の手術後、抗てんかん薬、骨吸収を抑える薬剤などが関係することもあります。単純なカルシウム摂取不足のみで症候性の低カルシウム血症になることは多くありません。

治療

症状を伴う急性・重症例では、心電図を監視しながら医療機関でカルシウム製剤を静脈内投与します。軽症または慢性の場合は、原因に応じて経口カルシウム製剤、ビタミンD製剤(必要により活性型ビタミンD)、マグネシウム補正などを行います。副甲状腺機能低下症や腎機能障害など、原因疾患の治療・管理が重要です。

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