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のうそっちゅうこういしょう

脳卒中後遺症

症状と特徴

脳卒中後には、片麻痺、しびれ、歩行障害、手の使いにくさ、失語症、ろれつ障害、嚥下障害、視野障害などが残ることがあります。また、注意障害、記憶障害、遂行機能障害、感情失禁、意欲低下、抑うつ、不眠、せん妄などの精神・認知機能の問題がみられることがあります。脳血管性認知症では、障害の部位や脳血管病変の程度により、認知機能が段階的に低下することがあります。

原因

脳梗塞脳出血くも膜下出血によって損傷した脳の部位に応じて、運動、感覚、言語、記憶、感情や行動の機能障害が残ります。後遺症の程度は病変の部位・大きさ、急性期治療までの時間、合併症、リハビリテーションの状況などに影響されます。

治療

急性期から、可能な範囲で早期リハビリテーションを開始します。その後は回復期リハビリテーション病棟、外来・訪問リハビリテーションなどで、理学療法、作業療法、言語聴覚療法を個別に継続します。回復の程度や期間には個人差があり、発症後数か月以降も訓練や環境調整により生活機能が改善することがあります。再発予防として、高血圧、糖尿病脂質異常症心房細動などを適切に管理し、禁煙、節酒、適度な運動、バランスのよい食事を行います。抑うつには心理社会的支援や抗うつ薬を検討し、せん妄では感染、脱水、薬剤、睡眠障害などの誘因を評価して非薬物的対応を優先します。抗精神病薬は必要性が高い場合に限り、少量・短期間を原則として慎重に用います。認知症症状には原因評価、血管危険因子の管理、生活支援を行い、薬物療法は症状や合併するアルツハイマー病の可能性などに応じて専門医が判断します。入浴・トイレなどは一律に制限するのではなく、転倒、血圧変動、介助の必要性を個別に評価して住環境を整えます。

関連する病気

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脳卒中

のうそっちゅう

脳卒中は、脳の血管が詰まる脳梗塞、脳内の血管が破れる脳出血、脳動脈瘤などの破裂によるくも膜下出血を含む脳血管疾患です。顔のゆがみ、片側の手足や顔の麻痺・しびれ、言葉が出ない・ろれつが回らない、急な視野

失語症

しつごしょう

失語症は、いったん身につけた「話す、聞いて理解する、読む、書く、復唱する」などの言語機能が脳の障害によって損なわれる状態です。言葉が出にくい、文法的な誤りが多い、復唱が難しい、話し方が流暢でも内容が意

脳血管性認知症

のうけっかんせいにんちしょう

記憶障害、注意力・判断力・計画力の低下、時間や場所の見当識障害、感情の不安定さ、意欲低下などがみられます。症状は脳梗塞や脳出血の後に急に悪化することも、脳の細い血管の障害により緩やかに進行することもあ

脳梗塞

のうこうそく

脳梗塞は脳の血管が詰まり、脳組織への血流が途絶えて起こります。主な症状は、突然の片側の顔・手足の麻痺やしびれ、ろれつが回らない、言葉が理解できない・出ない、視野障害、ふらつき、意識障害などです。 動

脳出血

のうしゅっけつ

前触れなく、突然、手足の動きが悪くなる、片側の顔や手足が麻痺する、ろれつが回らない、口角が下がる、激しい頭痛、めまい、吐き気・嘔吐、意識障害などが起こります。重症では大きないびきのような呼吸、昏睡、呼

くも膜下出血

くもまくかしゅっけつ

「これまで経験したことがないほど強い頭痛」「突然、頭を殴られたような頭痛」が典型的です。吐き気・嘔吐、首のこわばり、意識低下、けいれんを伴うことがあります。重症では急速に昏睡や呼吸停止に至ることがあり

糖尿病

とうにょうびょう

糖尿病は初期には症状がないことが多く、健康診断などで発見されます。高血糖が進むと、口渇、多飲、多尿、夜間頻尿、食欲の変化、だるさ、疲れやすさ、体重減少、皮膚のかゆみ、感染症にかかりやすい、傷が治りにく

脂質異常症

ししついじょうしょう

脂質異常症は多くの場合、自覚症状がありません。しかし、長期間放置すると動脈硬化が進み、狭心症・心筋梗塞、脳梗塞、末梢動脈疾患などの原因になります。著しい高トリグリセリド血症では急性膵炎を起こすことがあ

心房細動

しんぼうさいどう

心房内で多数の無秩序な電気興奮が起こり、脈が不規則になる不整脈です。動悸、息切れ、疲れやすさ、胸部不快感、めまいなどがみられますが、無症状のこともあります。心房が有効に収縮しないため、左心耳を中心に血

睡眠障害

すいみんしょうがい

睡眠の量、質、タイミング、睡眠中の呼吸や行動の異常により、日中の眠気、疲労、集中力低下、気分の不調、生活上の支障が起こる状態です。不眠症、過眠症、ナルコレプシー、概日リズム睡眠・覚醒障害、周期性四肢運

認知症

にんちしょう

認知症は、いったん発達した認知機能が脳の病気などによって低下し、日常生活や社会生活に支障が生じる状態です。加齢による軽い物忘れとは異なり、経験した出来事自体を忘れる、新しいことを覚えにくい、同じ質問を

アルツハイマー病

あるつはいまーびょう

アルツハイマー病は認知症の最も多い原因です。多くは65歳以降に発症しますが、65歳未満で発症する若年性アルツハイマー病もあります。初期には新しい出来事を覚えにくい、同じことを何度も尋ねる、物を置いた場