にんちしょう
認知症
症状と特徴
進行すると、言葉が出にくい・理解しにくい(失語)、服の着方や道具の使い方がわからない(失行)、見ている物や人を認識しにくい(失認)、計画や判断が難しいなどの症状が現れます。入浴や着替えを嫌がる、無関心になる、不安・焦燥、物盗られ妄想、被害的な考え、幻覚、興奮、睡眠障害、目的なく歩き回る行動などの行動・心理症状(BPSD)がみられることがあります。認知・失語・失認・失行などの程度や組み合わせは、原因疾患によって異なります。
ただし、症状の現れ方には個人差があり、人格が必ず大きく変わるわけではありません。また、急性の混乱は認知症そのものではなく、薬剤、感染、脱水、痛み、便秘、環境変化などで起こるせん妄の可能性があります。
原因
治療
物盗られの訴え、興奮、歩き回りなどに対しては、まず痛み、空腹、便秘、尿意、感染、睡眠不足、不安、騒音などの誘因を確認し、否定や叱責を避けます。本人の気持ちを受け止め、安心できる声かけや環境調整を行い、できる家事や活動は安全に配慮して継続してもらいます。徘徊という表現よりも「目的のある歩行・行方不明リスクのある外出」と捉え、安全確認、見守り、位置情報機器などを活用します。
介護は長期に及ぶことがあるため、地域包括支援センター、介護保険サービス、デイサービス、訪問介護、短期入所、家族会などを利用し、介護者の休息と負担軽減を図ります。在宅生活が困難になった場合は、本人の意思・安全・介護力を踏まえて施設入所も検討します。
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睡眠障害
すいみんしょうがい
睡眠の量、質、タイミング、睡眠中の呼吸や行動の異常により、日中の眠気、疲労、集中力低下、気分の不調、生活上の支障が起こる状態です。不眠症、過眠症、ナルコレプシー、概日リズム睡眠・覚醒障害、周期性四肢運
アルツハイマー病
あるつはいまーびょう
アルツハイマー病は認知症の最も多い原因です。多くは65歳以降に発症しますが、65歳未満で発症する若年性アルツハイマー病もあります。初期には新しい出来事を覚えにくい、同じことを何度も尋ねる、物を置いた場
レビー小体型認知症
れびーしょうたいがたにんちしょう
レビー小体型認知症(DLB)は、認知機能の低下に加え、注意力や覚醒度が時間帯・日によって大きく変動する認知機能の変動、具体的で繰り返す幻視、動作が遅い・筋肉がこわばる・歩幅が小さい・転びやすいなどのパ
水頭症
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水頭症は、脳脊髄液の循環・吸収の障害などによって脳室が拡大し、脳が圧迫されてさまざまな症状を起こす状態です。 乳児では頭囲が急速に大きくなる、大泉門が膨らむ・閉じにくい、頭皮の静脈が目立つ、眠りがち、
脳卒中
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脳卒中は、脳の血管が詰まる脳梗塞、脳内の血管が破れる脳出血、脳動脈瘤などの破裂によるくも膜下出血を含む脳血管疾患です。顔のゆがみ、片側の手足や顔の麻痺・しびれ、言葉が出ない・ろれつが回らない、急な視野
頭部外傷
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転落・転倒、交通事故、スポーツ中の衝突などで頭部に外力が加わり、頭皮の傷、頭蓋骨骨折、脳震盪、脳挫傷、頭蓋内出血などを起こすことがあります。意識障害、頭痛、嘔吐、けいれん、麻痺、瞳孔の左右差などは重症
甲状腺機能低下症
こうじょうせんきのうていかしょう
甲状腺ホルモンが不足して全身の働きが低下する状態です。だるさ、気力低下、眠気、動作や思考の鈍さ、寒がり、便秘、皮膚の乾燥、むくみ、体重増加、脱毛、声のかすれ、脈が遅い、筋肉痛、抑うつ症状、月経過多・月
アルツハイマー病
あるつはいまーびょう
アルツハイマー病は認知症の最も多い原因です。多くは65歳以降に発症しますが、65歳未満で発症する若年性アルツハイマー病もあります。初期には新しい出来事を覚えにくい、同じことを何度も尋ねる、物を置いた場
糖尿病
とうにょうびょう
糖尿病は初期には症状がないことが多く、健康診断などで発見されます。高血糖が進むと、口渇、多飲、多尿、夜間頻尿、食欲の変化、だるさ、疲れやすさ、体重減少、皮膚のかゆみ、感染症にかかりやすい、傷が治りにく
脂質異常症
ししついじょうしょう
脂質異常症は多くの場合、自覚症状がありません。しかし、長期間放置すると動脈硬化が進み、狭心症・心筋梗塞、脳梗塞、末梢動脈疾患などの原因になります。著しい高トリグリセリド血症では急性膵炎を起こすことがあ
この病気を参照している病気
脳卒中後遺症
のうそっちゅうこういしょう
脳卒中後には、片麻痺、しびれ、歩行障害、手の使いにくさ、失語症、ろれつ障害、嚥下障害、視野障害などが残ることがあります。また、注意障害、記憶障害、遂行機能障害、感情失禁、意欲低下、抑うつ、不眠、せん妄
失語症
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アルツハイマー病
あるつはいまーびょう
アルツハイマー病は認知症の最も多い原因です。多くは65歳以降に発症しますが、65歳未満で発症する若年性アルツハイマー病もあります。初期には新しい出来事を覚えにくい、同じことを何度も尋ねる、物を置いた場
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レビー小体型認知症(DLB)は、認知機能の低下に加え、注意力や覚醒度が時間帯・日によって大きく変動する認知機能の変動、具体的で繰り返す幻視、動作が遅い・筋肉がこわばる・歩幅が小さい・転びやすいなどのパ
ピック病(前頭側頭型認知症)
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比較的若い年齢で発症することが多い認知症の一群です。性格・社会性の変化、脱抑制、怒りっぽさ、無関心、共感性の低下、常同行動、過食、浪費、収集、反社会的行動などがみられることがあります。一方的に話す、同
脳血管性認知症
のうけっかんせいにんちしょう
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慢性硬膜下血腫
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プリオン病
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クロイツフェルト・ヤコブ病
くろいつふぇると・やこぶびょう
クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)はプリオン病の代表的な病型です。記憶力や計算力の低下、見当識障害、失行、失認、性格変化、精神症状などから始まり、急速に認知症が進行します。歩行障害、運動失調、筋強剛
失語症による舌のもつれ
失語症は、話す、聞いて理解する、読む、書くといった言語機能の障害です。言葉が出ない、言い間違いが増える、相手の話を理解できない、文字を読めない・書けないなどが起こります。発音器官の麻痺による構音障害と
嚥下性肺炎(誤嚥性肺炎)
えんげせいはいえん/ごえんせいはいえん
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切迫性尿失禁
せっぱくせいにょうしっきん
突然起こる我慢しにくい強い尿意(尿意切迫感)に続き、トイレに間に合わず尿が漏れる状態です。頻尿や夜間頻尿を伴うことがあります。尿が漏れない場合も含めて、尿意切迫感・頻尿を主症状とする状態は過活動膀胱と
筋萎縮性側索硬化症
きんいしゅくせいそくさくこうかしょう
筋萎縮性側索硬化症(ALS)は、上位・下位運動ニューロンが障害され、手足、体幹、のど、舌、呼吸に関わる筋肉の筋力低下と筋萎縮が進行する病気です。手指が使いにくい、物を落とす、つまずく、筋肉がぴくつく、
やせ
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成人ではBMI 18.5kg/m²未満がやせの目安です。体質的にやせていて体重が安定し、栄養状態や月経・骨・筋肉などに問題がなければ、必ずしも病気とは限りません。一方、意図せず体重が減る場合や、短期間
解離性障害
かいりせいしょうがい
強いストレスや心的外傷などに関連して、記憶、自己意識、感覚、運動、行動の連続性が一時的または持続的に損なわれる状態です。主な症状には、特定の出来事や期間の記憶が思い出せない解離性健忘、混乱や健忘を伴っ
初老期うつ/老年期うつ
しょろうきうつ/ろうねんきうつ
高齢期のうつ病では、気分の落ち込みだけでなく、不眠、食欲低下、疲労、意欲低下、心気的な訴え、焦燥、認知機能の低下のような症状が目立つことがあります。うつ病による認知機能低下は、適切な治療で改善すること
器質精神病
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「器質精神病」は現在ではやや古い包括的な用語で、脳の病気・損傷・変性などに関連して生じる精神症状や認知機能障害を指します。うつ状態、不安、無気力、性格・行動の変化、幻覚・妄想、せん妄、認知症状などが現
女性の更年期障害
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更年期は、卵巣機能が低下し始めてから閉経を経て閉経後に至る移行期で、一般には45〜55歳頃にみられます。閉経は、ほかの原因がない12か月間の無月経を後から確認して診断します。日本人の自然閉経年齢の平均